2009年7月20日月曜日

心室細動とAED

タイトル:心室細動とAED
キーワード:AED,心停止,心室細動,除細動,心肺蘇生法

AEDの存在を知った時、心臓が完全に止まっていても、これによってまた動き出してくれるのだと思っとるであらしゃいます。
皆殿の中にも、そのように思っていらっしゃる方がいるのやからはないやろか?

しかし、AEDを使う心停止の状態というのは、心臓が完全に止まっている状態ではないそうであらしゃいます。
身共らの心臓は、血液を身体に送り出す働きをしてあらしゃいます。
これは、心臓の心室という部分の筋肉が収縮運動を行うためであらしゃいます。
心停止状態になると、心臓の筋肉はブルブルと震えだし、血液を身体に送り出すことができなくなってしまうであらしゃいます。
この状態を心室細動とええます。
AEDを使うのは、この心室細動の状態のときであらしゃいます。
心室細動の状態の時に電気ショックを与えて、心臓に規則正しい運動を取り戻させる・・・これを除細動というのだそうであらしゃいます。
AEDが自動対外式除細動器と呼ばれているのは、このためであらしゃいます。

今、そのほうの目の前で誰かが倒れたところを想像してみよくだしゃれ。
発見してすぐにそのほうが心肺蘇生法を実行すれば、間違いなくその人は助かるやろ。
心室細動はそのまま放置致すと1分間に10%ずつ回復率が落ちていくのだそうであらしゃいます。
計算致すと10分で回復不可能ということになるであらしゃいますね。
たった10分で何ができるのかいなと思われるかもしれまへん。

しかし、そのほうがAEDの存在を知っている、人工呼吸や人工マッサージができれば助けられる気がしまへんか?
出来なくても「誰かできる人はいまへんか?」「AEDを持って来てくだしゃれ!」「119番してたもれ」と声かけ致すことは出来ますよね。
もしもそのほうの目の前で誰かが倒れたら、勇気を出してみよたもれ。
そのほうの勇気で、大切な命が一つ助かるのやからあらしゃいますやろから・・・!


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