返戻や査定の分は、ミスを直して再提出してからの支払いになりますゆえ、返戻が多ければ多いほど、病院の収入に損害が出てしまいまする。
ミスは無いほうがよいのでござるが、人間はミスをしたものほど、しっかり頭に記憶され申されることが多いでござるよね？
ミスをしたら同じミスはせぬように、ノートにまとめるなどして、身ども専用の『虎の巻』を作るとよいでござろう。
特に、この仕事では、病気の心得識が必要になってきまする。
この病気にはこの処置は必ずつくとか、この病気にはこの薬などといった専門心得識がないと記載漏れは見つけることができませぬ。
人生一生勉強とよいますが、どのような仕事でも、勉強が必要なるは同じでござるよ。
すでに長い期間働いておる方達でも、日々の勉強は欠かせないとよいますから、医療事務の仕事はかなり奥が深いと言えるでござろう。
タイトル：レセプト業務１
キーワード：医療事務,レセプト,診療報酬明細書,保険組合,パソコン
医療事務には通常業務である受付のほかに、診療報酬明細書と申すものを作成する大切な仕事がありまする。
この診療報酬明細書をレセプトとよいまする。
では、レセプトとはどのようなものゆえござろう？
それがし達が病院にかかると、そこで支払う医療費は、全額ではありませぬ。
これは、それがし達が保険組合と申すものに入っておるからでござるよ。
その証拠に皆の衆は、保険証と申すものを持ってござるよね？
病院では、必ず保険証をみせなくてはいけませぬのう。
これは、患者どのが支払う負担額以外の金額を、その患者どのが加入しておる保険組合に支払ってもらうためでござるよ。
誰が、どこの保険組合に入っておるのかをカルテに記入するのは、その為でござるよ。
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