2007年7月9日月曜日

SAMSON ViDEO

SAMSON ViDEO
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SAMSON ViDEO(サムソン ビデオ)は 海鳴館が販売しているアダルトビデオである。月刊誌SAMSONにてグラビアで宣伝している。

[編集] 歴史

1980年代当初は「中年愛ビデオ」というシリーズで販売していた。モデルの傾向は文字通り中年で、太目体型~肥満体型の中年男性同志(40-60 代)を出演させていた。ストーリー性のないものがほとんどであったが、大抵はマンションの一室にて撮影された。価格は10,500円と当時にしては高価であった。とりたてて撮影上の工夫は見られなかったが、中年同志というカテゴリーのビデオは国内には無く、競争状態にはなかった。また生音よりもBGMを流す手法が確立されていた。

1990年代に入り、ビデオ出演モデルを必ずしも40代以上に限定せずに30代、20代も出演するようになる。ただし体型はほとんど必ず太目。 100kg以上の体重の出演者も登場し、他のメーカーと明らかに差別化を図っていった。価格帯も8,000円台に下がり求めやすくなり、またコンスタントに毎月2本から3本の新作を発売するようになる。

この頃から購買層の購入意欲をかきたてる「カテゴリー化」がなされる。主なものとしては

* 巨根もの(特別に巨大な陰茎をもつモデルをメイン)
* パパもの、課長もの、部長もの(家庭的なパパ系、サラリーマン、ホワイトカラー系のモデル)
* 肉体労働者もの(ブルーカラー系)
* 熊系(体毛が濃く、体格の大きなモデル)
* 体育会OB系(柔道部、ラグビー部、相撲部などのOB系)

などがあるが、重なり合う場合も多々ある。

このレーベルの特徴としては、やはり40代以上の太目のモデルを起用しつづけた点にあり、購買層を維持できたことであろう。さらにとくべつなこだわりが無かった点にも注目したい。太目メインとはいえ中肉中背~病的な肥満までを扱い、単なる脂肪体型からやや筋肉質な体型まで、肉体労働者から重役風モデルまで、偏りがなかった。その点も生き残った理由としてあげられる。1990年代から、ミスターハット、宝ビデオ、ビデオシティなどの 中年モデルを起用したレーベルも出て競争が一時激化したが、このレーベルは廃盤にならずに維持しつづけている(宝ビデオ、ビデオシティは廃盤)。

2006年10月より、ビデオテープを廃止し、DVDのみの販売となった。

[編集] モデル

主にスポーツ新聞の3行広告を見て志願するモデルが多い。以前はノンケを売りにしていたが、現在は必ずしもノンケを売りにしていない。人気のあるモデルは再度ビデオに出演し、シリーズ化しているものもある。
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